日本から中東へ、美しい風景が堪らない!

女子だって一人旅がしたい!休日の過ごし方に一人旅を!?

2019年の7月、アフリカ大陸のモロッコツアー旅行に参加しました。一番の目的はサハラ砂漠でラクダに乗ることと、可愛いモロッカン雑貨(小物やスリッパ、陶器など)を買うことです。日本からはカタール航空で中東のカタールまで行き、そこから同じくカタール航空の乗継便でモロッコのカサブランカまで行きました。飛行機に乗っている時間は18時間くらいかかり、乗継待ちも2時間以上あり、行くだけでアフリカ大陸の遠さを感じました。

青の街シャウエンでフォトジェニックな街の中で写真撮影をしたり、歴史あるフエズの旧市街で入り組んだ道を散策したり、多くの屋台やおみやげ、ヘナペイントや猿使いのいる賑やかで妖しい魅力のあるマラケシュの市場、そして旅行のハイライトはサハラ砂漠でラクダに乗って砂丘を上り、満天の星空と朝日を見る体験でした。

モロッコはどこをとってもフォトジェニックで、非常に写真映えのする海外旅行先だと思います。古い町並みの中に暮らす人、行きかう荷車をひいたロバ、海の青さと砂漠の赤、モスクの色とりどりのモザイク模様など、エキゾチックな魅力にあふれています。のんびりした時間が過ぎており、日本との差を感じました。

またモロッコ料理は羊料理のイメージと違い非常にヘルシーで、野菜や魚・鶏肉のタジン鍋がおいしかったです。スパイス・ハーブがきいていますが辛くはなく食欲をそそり、日本に帰ったら、食事にちょい足しハーブをしようと思っていたのですが、ちょうど帰国後にエントランスの日帰り旅行に参加した際にバスで立ち寄ったお土産屋さんに似たようなクミンシード入りのハーブやアルガンオイルが売っていたので、早速購入しました。

ちょうど映画の実写版「アラジン」が公開された頃でしたが、モロッコはまさにアラジンの世界に迷い込んだような景色です。特に世界遺産でもあるフエズの街は迷路のように道が入り組み、道も細すぎて車もバイクも入れないため、昔のままの古い町並みがそのまま残っています。歩きかロバしか通れず、道の左右では狭い中色とりどりの商品が売られ、民族衣装を着ている人も多いため、本当にアラジンが現れそうな雰囲気でした。その雰囲気を味わうだけでも、とても楽しいと思います。

また、モロッコは雑貨天国なので、買い物が好きな女性はスーツケースを半分空の状態で行くことをおすすめします。モロッカンバブーシュ(先のとんがったスリッパ)、フエズ陶器、ラグ、バラ水、アルガンオイル、ミントティー、刺繍、色とりどりのスカーフ、アクセサリー、小物…本当に素敵なものが多すぎます。しかも交渉しだいで安くなり、さらにたくさん買うともっと安くなります。男性の方は全く興味がなさそうでしたが、自由時間のたびに女性は買い物袋が次々と増えていくのが面白かったです。

サハラ砂漠で隊列を組んだラクダにのって砂丘を上り、満天の星空から明けていく朝日を見るのがツアーのハイライトでした。しかし朝の2時に起きて3時に出発するも、夜明け前から、ラクダ使いも苦笑いしてしまうような曇り空…。旅行8日間のうち、この日だけが見事に曇りでした。

星空は見えず、朝日も見ることはできませんでしたが、砂丘の上で寝転んで大きな空を見上げているとすごい速さで雲が流れていき、地球の大きさを感じ、なかなか思い出に残る旅でした。日本ではまず味わえない風景だと思います。曇りのサハラ砂漠では、地球の裏側からやってきたのに朝日が見えなかった日本人をかわいそうに思って、ラクダ使いの人が心からのおもてなしを色々としてくれ、それもまた楽しかったです。

絨毯に乗って砂丘をすべりおりるのは、スピード感があって子供のようにキャーキャー騒いでしまいました…。帰りにミントティーもごちそうしてくれ、モロッコ人は皆とても優しい、いい人たちばかりで、ぜひまた行きたいと思います。

カテゴリー:

« いちばん近いヨーロッパのロシアでガイド付き旅行   
Copyright © 2016 お休みの日の過ごし方☆おんなの海外一人旅♪ . All rights reserved